映画やアニメでは、高いところから水に飛び込んで逃げるシーン、よく見ますよね。カリオストロの城ルパンとか(笑)
では実際に、高さ20メートル(ビル6〜7階分!)から水に飛び込んだら、人間の体はどうなるのでしょうか?
今回は、ちょっとリアルな視点から解説していきます。
◆ そもそも、20メートルってどれくらい?
ビルの6〜7階くらい
学校の25mプールとほぼ同じ長さ
飛び込み競技の「ハイダイビング(高飛び込み)」で挑戦する高さに近い → 男子:約27m、女子:約20mが世界基準
つまり、プロでも相当訓練が必要な高さです!
◆ どれくらいのスピードで落ちるの?
20mから自由落下すると…
秒速約17.5m(時速約63km)で水面に衝突
シートベルト無しの状態で、車に立って(⁉️)コンクリートに突っ込むようなスピード感です。
意味わからんくらいあぶないですね。
◆ 水って柔らかいんじゃないの?
見た目は柔らかくても、高速で落ちると水はめちゃくちゃ硬く感じます。
この高さから落ちて、正しい姿勢で入らなければ → 骨折・内臓損傷のリスク
間違って背中や顔から落ちたら → 命にかかわる大けがも…
水面は「柔らかいクッション」ではなく、「スピードによっては壁」に変わります。
◆ 実際に飛び込んでる人はいるの?
います。ただし全員、超プロフェッショナルです。
世界大会「レッドブル・クリフダイビング」などでは、20〜27mから飛び込みます。 選手は毎日トレーニングを重ね、入水の姿勢・タイミングを完璧に調整しています。
つまり、一般人が気軽にマネするのは絶対にNG!
結論:20mでも大ケガする可能性あり!命の保証はなし!
若気の至りではすみません。
勇気ではなく、無謀です。
飛び込む前に、ふとこの記事を思い出してもらえると幸いです。知らんけど(笑)
★おまけ:「高さ別・水面がコンクリートに変わる瞬間」
5m:お腹から落ちたらアウト
10m:背中や顔から落ちると重傷
20m以上:ほぼコンクリート
ではみなさま、良いルパンダイブを…