趣味って気が付いたら増えますよね~。
自分はバイクが趣味です。NC乗って、ツーリング出たり、カメラも好き。
つまり『取材』するということが向きなんじゃないか
自分の好きを発信したい。そんな目標を掲げてつらつら書いておりますが、なかなかどうして伝わるかを考えると難しい
話は変わりまして、大阪中之島美術館で開催されていた「歌川国芳展」行ってまいりました

日本画の本格的な展示展覧会は初参加でしたが、素人目でもかなり楽しめました。
専門家ではないので、詳しい解説はできませんが、気になったのは色でした。
今の時代は色を入れるとなると絵具があります。プラモならラッカーやら水性やらの専用塗料ありますよね?
当時の版画に使われた絵具は何だったんだろう…って気になりました。
調べてみると面白い発見ありそうですね!
そう思うと絵の見え方がかなり変わりまして、黒い色はグレーも青っぽいも赤っぽいもあり、どうやって表現ししたんだろう。マイクラみたいに草花から色取ったりしたんだろうか?などなど
あとは構図ですね。写真好きなので、いろいろな構図を知ってたりするんです。それがある。日の丸構図やら消失点やら、、いまでこそカテゴリ分けされている。当時も同じ話してたのかなーって。
あとは、絵の迫力ですね。手がデカかったり、足が太かったり、顔が鬼のようだったり、現実ではありえない表現がありました
漫画じゃん!って感想なりました。絵をもって見た人を楽しませるって気概があるように感じました。武者絵、美人画、風景画、戯画、いろいろなパターンを一度に見れて幸せでした。
暗い絵柄に一点パッと明るい顔、鮮やかな絵に黒いアクセント。

バランスが面白い!絵の全体で統一感や、現実ではありえない表現に見てるこちらがワクワクする。
この展覧会で面白ったことの一つに、『国宝』『重要文化財』といったものがなかった点があります。文化財の展示となると、そういったものがメインに据えられたりすることが多いと思います。それがなかった…。価値がないわけでもなく、むしろ価値ある展示物の数々だと思います。それはなぜか…。理由はこれらが『量産品』であることだと思います。
しかし、これらの作品が持つ魅力は国宝指定されていなくても高く。魅力という意味では、国宝以上の価値があると思います。それは、昔の時代に息づいた『楽しませよう』という心。絵を一般の市民が楽しむ。今も昔も変わらないものが素敵に感じました。
この『歌川国芳展』で日本画の魅力に取り込まれました…。これからも日本画を追いかけたいと思います!

